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公認大会
公認大会終端
リセ ペナルティガイドライン
趣旨
本書はLyceeの大会運営にあたってのペナルティ発効に関して一定の指針と根拠を与えるものです。
拘束力
ペナルティ・罰則の発行についてはジャッジ(もしくは大会スタッフ)の自由裁量を前提とします。
本書はLyceeのペナルティ・罰則の発行についてある程度の指針を与えるものであり、Lyceeのペナルティ・罰則の発行に関しての標準化を目指すものではありますが、あらゆる事例について、ジャッジの柔軟かつ公正な発想を妨げることを期待しません。
凡例
内容
 違反行為の内容です
ペナルティ
 発行されるべきペナルティの種類です
罰則
 発行されるべき罰則の種類です。
解説
 ペナルティ・罰則を発行する上での指針。主旨を解説します。
ペナルティ
・警告(WARNING)
警告は重度の過失行為に対して発行されます。
警告が2点累積した時点で失格の罰則が適用されます
警告を発行した場合、ジャッジはその警告を記録すべきです。

・注意(NORTICE)
注意は軽度の過失行為に対して発行されます。
注意2点は警告1点に相当します。
注意を発行した場合、ジャッジはその注意を記録すべきです。

・訓告
訓告はごく軽度の過失行為に対して発行されます。
訓告は累積せず、記録も行われません。
罰則
・ゲームの敗北
ゲームを敗北とします。
一本先取の場合、ゲームの敗北は試合の敗北と同一です。

・試合の敗北
試合を敗北とします。
二本先取の場合、試合の敗北はゲームに2勝0敗の状態であると記録されます。

・失格
参加者をトーナメントから除外します。
試合中に失格となった場合、併せて「試合の敗北」を発行すべきです。
過去の戦績の正当性を犯すものであった場合、併せて「戦績の抹消」を発行すべきです。
失格となったプレイヤーは、そのトーナメントの順位決定に際して、順位外として処理します。ジャッジの判断として最下位として処理しても構いません。

・トーナメントポイントの剥奪
トーナメントポイントを剥奪します。通常、失格に伴う追加措置として行われます。
当該プレイヤーはトーナメントポイントを全て失います。

・順位の剥奪
トーナメントポイントを剥奪せず順位を剥奪します。
当該プレイヤーは獲得したトーナメントポイントを失いませんが、順位を失います。

・退場
参加者をトーナメントから除外し、場内から排除します。
(但し、物理的な排除については、トーナメント会場の利用規程などに配慮し、ジャッジは必要であれば会場管理者やトーナメント主催者と協議する必要があります。)
故意の違反
内容
 違反であることを承知した上でトーナメントルールに違反した。
ペナルティ
 警告
解説
 違反であることを承知した上でトーナメントルールの違反を犯す行為、主催者から参加者に対して告知済みの事項、常識的に考えて明らかな違反と判断できる違反事項についてもこれに準じます。
 この場合、通常のペナルティに加えて更に重度のペナルティ、最低でも警告を発行するべきです。悪意のあるものであるとジャッジが判断した場合、プレイヤーを失格もしくは退場にすべきです。
非紳士的行為
内容
 マナー違反等の非紳士的行為を行った
ペナルティ
 訓告・注意・警告
解説
 言うまでもなく、ごく一般的なマナー・社会的常識は守られるべきです。
デッキリストの記入ミス
内容
デッキリストの内容と実際に使用しているデッキの内容が異なる
ペナルティ
警告
解説
デッキリストを誤記した場合は少なくとも警告のペナルティを与え、書類をプレイヤーの手によって速やかに修正しなければいけません。
誤記が複数箇所に及ぶ場合について、このペナルティを複数回発行してはいけません。(修正箇所が更に誤っている場合はこの限りではありません。)
不正なデッキの使用
内容
デッキ・スペアカードの内容がルール・ガイドラインに違反している
・デッキの枚数不足・同名カードに関する制限違反
・スペアカードをデッキに入れたままにしている
ペナルティ
警告
解説
不正なデッキの使用を行った場合、少なくとも警告が与えられます。
ジャッジがプレイヤーを救済すべきと判断するのであれば、ジャッジはプレイヤーに対してデッキの内容を修正した上でトーナメントを継続させることができます。修正が不可能な場合は失格にするべきです。不足したカードの貸与やプロキシの使用は行うべきでありません。
この違反が試合開始後(手札のドロー後)に発覚した場合、その試合は違反者の敗北にするべきです。
この違反が2戦目以降に発覚した場合、以前の試合の勝敗に関しての修正をジャッジは検討するべきです。
スコアカードの記入ミス
内容
スコアカードの情報を誤って記入した。
ペナルティ
注意・警告
解説
スコアカードに誤った情報を記載して提出した場合、そのプレイヤーには少なくとも注意が与えられます。この違反が発覚した時点でジャッジはスコアカードを正常な情報に速やかに修正しなければいけません。
スコアカードに記載された情報の改竄
内容
スコアカードの内容を改竄した
ペナルティ
警告2点
解説
試合結果の記録を改竄することは極めて重大な違反です。如何なる理由があってもジャッジの許可無く、試合結果の記録を変更してはいけません。この違反を侵した場合、少なくとも警告が与えられます。変更されたスコアカードはジャッジの手によって速やかに修正しなければいけません。
ルールミス
内容
誤ったルール運用を行った。
ペナルティ
 訓告・注意・警告
解説
 ルールは適正に運用されることが前提であり、全てのプレイヤーはあらゆるルールを暗記し、理解することが望まれます。しかし、それらの前提が現実性を欠くという点について、ジャッジは十分に配慮するべきです。
 もし誤ったルール運用を行った場合、違反者には最低でも訓告を発行し、正確なルールを説明すべきです。
 そのルールミスの内容が修復可能なものであれば、ジャッジは訓告または注意を発行し、修復の方法を指示し、ゲームを継続すべきです。
 そのルールミスの内容が修復不可能なものであれば、ジャッジは注意または警告を発行し、ジャッジ自身の判断によって、正常な状態に近似させるための修復の方法を指示すべきです。修復の方法についてはジャッジの判断に一任されますが、違反者に有利でない方法が望まれます。
 そのルールミスの内容が重大な違反であると判断できる、もしくはゲームを続行することが認められないと判断する場合、ジャッジは違反者にゲームの敗北を発行するべきです。

※宣言が省略されるケースに関しては、プレイ上の瑕疵が無ければペナルティの対象にすべきではありませんが、省略に伴うリスクは省略したプレイヤー自身が負うべきです。
※修復の方法については、状況から臨機応変に対処することが期待されます。方法についてジャッジが予め一定の基準を定めることは禁止しませんが、悪意のある利用をされるケースは想定すべきです。
遅延行為
内容<
円滑な試合の進行を妨げる行為。
・長考
・シャッフル等の処理を利用した時間稼ぎ
・その等
ペナルティ
訓告・注意・警告
趣旨
長考は客観的判断の極めて難しい違反事項であり、最も悪用されやすい違反です。ゲーム中の思考時間、操作時間はプレイヤーの能力・場の状況・デッキの内容等によって大きく異なり、ジャッジは主観や印象に頼った判断を行う必要があります。
遅延行為の申請があった場合、ジャッジは少なくとも訓告を発行するべきです。その上で改善が行われないと判断される場合、注意以上のペナルティを発行すべきです。
偵察行為・スカウティング
内容
トーナメント中に行われた試合内容について、他の参加者に情報を与えた。もしくは情報を得た。
対戦内容の記録を行った。
ペナルティ
注意・警告
解説
 他のプレイヤーのデッキ内容・プレイ傾向に関する情報を得ることは、勝率を左右する戦略的要素です。これらの情報を参加者が得る、得た情報を参加者同士で流通させることは好ましくありません。
 この違反行為を行った場合、最低でも注意が与えられるべきです。この違反は情報を与えた側、与えられた側の双方に対して発行されるべきです。また情報の性質が試合の勝敗に関わる重要な情報であると判断できる場合、違反者を失格にすべきです。
 主催者がトーナメント参加者に観戦を許可することは認められます。但し、この場合も観戦によって得た情報を他のプレイヤーに伝えてはいけません。
 また、理由を問わず、試合中・試合後に、観客・対戦者が対戦内容の記録(メモ・音声・映像等)を行うことは認められません。この違反を行った場合、最低でも注意が与えられるべきです。但し、試合の当事者が、対戦者と合意の上で試合後に記録を行う場合については、この限りではありません。
ティーチング・コミュニケーション
内容
試合中のプレイヤーと対戦相手以外の参加者がコミュニケーションを行う。
ペナルティ
注意・警告
解説
試合中のプレイヤーは対戦相手を除く他の参加者と会話等のコミュニケーションを行ってはいけません。この違反はゲームに無関係なコミュニケーションに対しても発行されます。
この違反によるペナルティはコミュニケーションを行った参加者、行われた参加者の両方に対して発行されるべきです。コミュニケーションを行った参加者は最低でも注意が与えられます。行われた参加者も同様ですが、その参加者に責任が無いと判断できる場合はペナルティを発行しないことができます。
交わされた情報の内容が勝敗に関わる重要な情報であると判断できる場合は、参加者を敗北または失格にすべきです。
遅刻
内容
試合開始時間に指定された卓に着席していない。
ペナルティ
警告
趣旨
プレイヤーは最低でも試合開始時間に指定された卓に着席している必要があります。
遅刻を行ったプレイヤーには最低でも警告が与えられます。
試合開始後5分が経過しても着席していない場合、ジャッジはプレイヤーに対して試合の敗北を発行すべきです。
試合終了時間になっても着席していない場合、ジャッジはプレイヤーに対して更に警告を発行し、失格とすべきです。
不正行為・イカサマ
内容
 故意に違反行為を行い、かつそれを隠匿しようと試みた
 イカサマであると判断できる行為を行った
ペナルティ
 警告2点
解説
 不正行為・イカサマはペナルティの中でも最も重度のものです。これらについて具体的な方法論をここで語ることは避けますが、あらゆる場合において厳罰をもって望むべきです。
 不正行為・イカサマが発見された場合、最低でも警告2点を与え、そのプレイヤーを失格とすべきです。
買収行為
内容
 金銭・品物(カード・賞品)・権利等について取り決めを行い、試合を操作する。
ペナルティ
 警告2点・失格・順位の剥奪
解説
買収は極めて重大な違反行為です。如何なる理由があっても、金銭や物品によって試合を操作することは認められません。
この違反は交渉の成否に関わらず、提案を行った時点で成立します。ジャッジは買収行為を提案したプレイヤー、買収行為に加担したプレイヤー全員を罰則の対象とすべきです。
買収行為を提案されたプレイヤーは速やかにジャッジに申告しなければいけません。申告が行われない場合、ジャッジは買収行為を提案されたプレイヤーが買収行為に加担としたと判断すべきです。
賞品の譲渡を申し出る、試合を行わずにコイントス等で勝敗を決めることを提案する、自分の敗北を提案する、これらの行為も買収行為にあたります。
ジャッジによる裁定の無視
内容
 ジャッジの発行した裁定に従わない行為
ペナルティ
 警告
解説
 ジャッジによる裁定は厳守されるべきです。これに従わない場合、最低でも警告が与えられます。
ヘッドジャッジに対する抗議
内容
 ヘッドジャッジに対する抗議を行う
ペナルティ
 警告2点・失格
解説
 ヘッドジャッジのルールに関する裁定はトーナメントにおいて最終的かつ絶対的な効力を持ちます。参加者はヘッドジャッジの発行した裁定について、いかなる理由によっても、抗議を行うことは認められません。