大会ガイドライン || リセ オーバーチュア トレーディングカードゲーム

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大会ガイドライン

更新履歴
 2017/02/13 公開 
公認大会・申請手続きについて
 カードゲーム事務局(株式会社ムービック・シルバーブリッツ)では「LYCEE OVERTURE」の普及、販促。何より、ユーザーの皆様に楽しいゲーム環境を提供するために、全国の店舗・個人主催者の皆様の開催する大会を広く応援させて頂いております。

当ガイドラインをご確認の上、弊社サポートまでご連絡下さい。

●公認大会の条件
 公認大会を申請するにあたり、以下のような条件を守っていただく必要がございます。
  • リセの普及、ユーザーの親睦を目的に行われること
  • 初心者に対する積極的なフォローをしていただけること
  • 弊社より案内する注意事項・案内・諸制限等に従っていただけること

●申請にあたっての注意事項
  • 公認大会開催によって発生したトラブル・損害について、弊社は一切の責任を負いません。
  • 公認大会について、弊社サイトや雑誌記事等で紹介させていただくことがございます。
  • 公認の取得後、申請内容に重大な不備があった場合、当社規定にそって運営されていない事が判った場合、その他、悪質な取得条件違反や弊社の一方的な都合によって、弊社の判断で公認を取り消す事があります。
  • 大会のルール・レギュレーションに関しては本『公認大会ガイドライン』にまとめております。また、その他の規定、よくある質問等については公式ホームページに掲載しております。
  • 弊社より大会主催者への連絡事項はリセ大会主催者ページに掲載されます。確実に内容をご確認下さい。


●公認大会の運営に関して
公認大会の主催者様には、集まっていただくお客様にご満足いただくために、下記ガイドラインに則った大会運営をお願いしております。
ガイドラインの規定に逸脱した行為が見受けられた場合、主催者IDを停止したり、今後の公認大会申請をお断りさせていただくこともございますので、予めご了承ください。
なお、公認大会では適応されず、定期大会に限り適応される項目が多数あります。定期大会の運営をする際は特に下記項目をご確認ください。 
買収行為や金銭のやりとりの禁止
 公認大会において、金銭を賭けたり、試合中、未獲得の賞品について、物品や金銭の提供を約束したり、提案する行為は絶対に行わないで下さい。
 
最低参加者数
 大会として運営する際に、最低参加人数として下記を設定しております。 
  • 参加者1名以下の場合については中止として下さい。
  • 最低参加者数が決まっている場合、申請時の大会内容欄にその旨ご記載下さい。
    (トラブルになるケースが報告されています)
    ※中止の場合について、集合したお客様に参加賞を配布することは問題ございません。
レポートの提出
 大会の終了後、主催者は主催者ページよりレポートをご提出ください。
  • 頂いたレポートの内容、並びにお客様よりのご報告を元に、実施状況を確認させて頂いております。(今後、実施状況に伴い、各種ご案内をする場合がございますので、確実にご提出ください。)
  • 参加賞・スコアシート等につきましてはご返送頂く必要はございません。
  • 報告期限は「大会開催日から1週間以内」となります。よろしくお願い致します。

 
悪質な大会の処罰に関して
 大会運営状況、資料の返送実態に関しましては、適宜、調査を行っております。
 弊社の判断で、公認申請等の受付の停止、賞品の没収、その他のお取引に関する制限措置を予告なく実施する場合がございます。予めご了承下さい。
 また、悪質な事例に関しては弊社ホームページ等で経過および子細を公開させて戴くこともございます。
 
トーナメント記録の公開・報道

 主催者およびカードゲーム事務局(株式会社ムービック・シルバーブリッツ)は各主催大会の情報に関して、様々な公開を行う権利を保有するものとします。(記録書類、レポート、写真、動画、再現など、あらゆる情報媒体、形式を含む)

 ※大会レポート等の掲載時は是非、弊社までご一報ください。弊社ホームページやTwitter等で宣伝させて頂く場合がございます。

 
ガイドラインの変更・配布に関して
 本ガイドラインは予告なく変更される場合があります。
 本ガイドラインの一時配布先は『リセ オフィシャルホームページ (https://lycee-tcg.com/)』です。
 
免責事項
 大会を通して発生する全てのトラブルや損失に関して、カードゲーム事務局(株式会社ムービック・シルバーブリッツ)は一切の責任を負いません。
 

 
カード・道具
●使用可能カード
 公式・公認大会において利用できるカードは株式会社ムービックが公式に販売・配布した「LYCEE OVERTURE」のカードのみです。
 コピーしたカード、自作のカード、弊社冊子に付属するフリーカード等は利用できません。

●バージョンごとの内容の差に関して

 バージョンによって内容が異なるカードについては、最新のカードの情報をゲームに使用します。
 (最新のカードはリセ公式ホームページカードリストにて参照できます。)

 ・同バージョン内の内容の差異(PR・ホロカード等)
  同バージョン内のプロモーションカードやキラカードに関しては、カード番号末尾の記号が若い方を最新とします(無印はアルファベットに優先します。)

 ・エラッタ
  別途、エラッタが公開されている場合は、エラッタを適用して下さい。

●禁止制限カード

 禁止制限カードが公開されている場合、それらに従いデッキを構築して下さい。
 禁止制限については「LYCEE OVERTURE」公式ホームページで公開されます。

 <禁止・制限カード一覧>


●その他の道具

 プレイを円滑に進行することを目的として、スリーブ、プレイマット等の道具を利用することは認められます。

 但し、下記の道具は認められません
  • 公序良俗に反するもの
  • 非正規品(版権未許諾品、海賊版等)
  • プレイ・大会の進行を阻害するもの
  • その他、適切でないと主催者・ジャッジが判断したもの

 ・カード・スリーブ

  ゲームに使用されるカードは、状態が均質のものでなければいけません。
  カードを保護するカバー(カードスリーブ)を使用することは可能です。この場合も、同じく状態が均質のもので 、ゲームの公正さを損わないものでなければなりません。

  下記のような スリーブ、用法は認められません。

  ・スリーブの中にゲームに使用するカード1枚以外を入れる行為
  ・4重以上の多重スリーブを使用する行為。
  ・均質性に瑕疵のあるスリーブ。
   (共通面(裏面)にホログラムが利用されている、過度に傷が付いている等)
  ・一般流通のしていない非正規品のスリーブ
   (個人製作のスリーブ、市販のスリーブにプリンタで印刷したスリーブ等)
  ・その他、プレイに支障を来たすとジャッジが判断したスリーブ、カードの使い方

●プレイ中の記録、電子機器の使用

 対戦中に記録をとること(録画、録音、メモ等)は認められません。
 試合中の電子機器(携帯電話・スマートフォン等)の使用、外部との通信は認められません。
 
デッキ形式
 以下の何れかの形式のデッキが利用可能です。

●ミックスレギュレーション
 全ての種類のカードをデッキに含めることができます。

●シングルレギュレーション
 1種類のブランドのカードのみをデッキに含めることができます。
 (ブランドはカード右下に記載されます。記載のない場合は収録バージョンに準じます。例:Fate/Grand Order → TM、ブレイブソード☓ブレイズソウル → BXB、ガールズ&パンツァー戦車道大作戦→GUPなど)


 
ゲーム
●じゃんけん
 ゲーム開始準備のじゃんけんについて、プレイヤー間の合意によって、ほかのランダムな代替手段(サイコロの振り合い等)が認められます。

●シャッフル
 シャッフルはデッキのカードの順番がどちらのプレイヤーからも分からなくなるよう行って下さい。
 自分のデッキのシャッフルを行った場合、かならず対戦相手にもシャッフルを求めて下さい。対戦相手がシャッフルを行った状態のデッキをシャッフルが行われたものとして扱います。

 次の行為はシャッフルとは認められません。
  • カードの表面を見ながらカードを混ぜる行為
  • 対戦相手に見えない場所でカードを混ぜる行為

●引き直し(マリガン)
 ゲーム開始準備の引き直しは先攻のプレイヤーから行います。
 但し、先攻のプレイヤーの宣言の有無を確認せずに後攻のプレイヤーが引き直しを行った場合、その後に先攻のプレイヤーが引き直しを行うことは可能です。

●宣言の錯誤について
 プレイ中、次の例については、ジャッジへの申告もしくはプレイヤー間の合意によって、操作の取り消し(巻き戻し)を認めます。

 これらは初心者の救済を目的として設定されるものです。ジャッジはトーナメントの性質、試合の状況に応じて、本項目の適用を行わないことが可能です。また、本項を悪用したプレイ時間の引き延ばしや嫌がらせについては、ミスプレイ、長考、非紳士的行為など、通常のペナルティが科されます。

 ・ウェイクアップ(スタートフェイズ)においてキャラクターを未行動にしなかった。
  例:キャラを未行動にせずにドローしてしまった

 ・成立しない宣言を行ってしまった。
  例:カードを使用しようとしたが、必要なコストが提示できなかった。対象が指定できなかった等。

  上記について「手札から支払ったコスト」をゴミ箱から手札に戻すことは認められますが、それ以外の非公開の要素に対する操作(デッキからの破棄等)については、本項による宣言の取り消しを認めません。
 
トーナメント形式
 以下の形式を推奨します。

●スイスドロー形式
 スタンダードなトーナメント形式です。プレイヤーは試合が終了するごとに、それぞれ、勝ち3点、引き分け0点、負け0点のトーナメントポイントを得ます。 試合の組み合わせは以下の条件で決定されます。

【1】トーナメントポイントの高いプレイヤーから順に組み合わせていきます。
【2】1の条件の範囲内で、同じプレイヤー同士で2度対戦しないように組み合わせを行います。

 以上の手順で、試合を行い、最終的にトーナメントポイントがより高いプレイヤーを上位とします。


○順位の算出
 原則として、より獲得トーナメントポイントの高いプレイヤーを上位として、順位を決定します。同点の場合は後述する計算法か、決定戦によって同ポイント内での順位の上下を決定します。同点のプレイヤー同士の順位に関しては、オポネントポイントや、オポネント・ウィン・パーセンテージのような手段で順位付けを行っても構いません。また、同着として処理しても構いません。

○決定戦の導入に関して
 何らかの理由で同順位のプレイヤーの中から上位者を決定する必要がある場合、主催者の判断で、上記トーナメント方式の中から任意の手段で決定戦を行うことができます。 決定戦は、トーナメントの内容としてスコアカードに記録を行ってください。


●シングルエリミネーション方式

 勝ち残り式のトーナメント形式です。試合に勝ったプレイヤーがトーナメントに残り、最後まで勝ち続けたプレイヤーが優勝となります。 シングルエリミネーション方式をアレンジした形式として「敗者復活戦付きシングルエリミネーション(ダブルエリミネーション)」「最下位決定戦付きシングルエリミネーション」があります。これらの形式でトーナメントを行うことも可能ですが、本ガイドライン内では解説しません。

●その他
 上記以外の形式、順位決定を伴わない形式(フリーバトル、バトルラッシュ)を開催することも可能です。

 
試合
●試合構成
 1試合1本先取を推奨します。制限時間内に1回のゲームを行い、勝利したプレイヤーを試合の勝者とする形式です。

●試合時間
 試合時間は1試合30分~40分を推奨します。

●投了
 ゲーム中、プレイヤーが望めばそのゲームを「投了」することができます。
 そのゲームは即座に中断し、投了を宣言したプレイヤーはそのゲームを敗北します。

●時間切れ
 試合時間が終了した時点で、試合が終了していない場合、その試合は引き分けとなります。

●合意による引き分け(インテンショナル・ドロー)
 試合開始前に双方のプレイヤーが合意し、ジャッジに通達した場合に限り、その試合を引き分け(インテンショナル・ドロー)とすることができます。
 試合開始とは、双方のプレイヤーが双方ともにデッキのシャッフルを開始した時点を指します。
 決勝等、順位付けが必要な際、インテンショナル・ドローによる同着について、 主催者の判断で再試合・または優勝者不在(当該景品の該当者なし)の措置を執ることができるものとします。


 
主催者

 主催者はその公認大会における責任者です。同時に、スタッフの任免を含む公認大会運営に関する最上位の権限を持っているものとします。
 主催者は公認大会の運営を円滑に行い、参加者(プレイヤー)に対して健全な公認大会環境を整える義務があります。

 公認大会を開催する場合、カードゲーム事務局に対して主催者を明確にして下さい。
 特にご連絡なき場合、主催者は申請時の担当者名です。(担当者名記載なき場合は、法人名もしくは当該店舗を主催者とみなします)

 カードゲーム事務局は公認大会主催者が公認大会に関する権限・責任を持つものとして連絡や景品の発送を行います。
 
ジャッジ
 ジャッジは大会中のルール運用を管理するスタッフです。ジャッジは大会中のルール運用が正常に行われるように活動を行って下さい。
 主催者は1人以上のジャッジを任命して下さい。
 全てのプレイヤーはジャッジに対してルールに関する質問を行う権利を持ちます 。このとき、ジャッジはプレイヤーの疑問に対して裁定を発行しなければいけません。
 ジャッジは必要に応じて、ルールに対して判断を行います。この判断を「ジャッジ裁定」と呼びます。ジャッジ裁定は発行した大会内においてのみ有効な裁定です 。他の大会に影響を与えることはありません。

●ヘッドジャッジ
 主催者はジャッジの中からヘッドジャッジを1名、任命して下さい。ヘッドジャッジは大会中のルール運用に関する最高責任者です。
 全てのプレイヤーはジャッジの裁定に不服がある場合、ヘッドジャッジによる裁定をジャッジに対して申請することができます。申請が行われた場合、ヘッドジャッジはルール運用に関する最終的な判断を行います。この判断は、その大会内におけるルールに関する最終決定です。
 ジャッジ並びにヘッドジャッジを主催者が兼任することは認められます。
 
ペナルティ

 大会スタッフ(主催者、運営スタッフ、ジャッジ)は、ガイドライン違反や、大会の運営を阻害する行為、ルール違反に対して罰則を科すことができます。罰則とは 主に以下の内容となります。
  • 大会からの除外
  • 試合での敗北
  • 大会における罰則
  • 退場
  • その他

 これらの程度を判断するために、ジャッジを含む大会スタッフは「ペナルティ」を発行することができます。
 ペナルティには「警告」と「注意」があります。注意2点が警告1点に相当し、警告2点で大会からの除外となります。

 ペナルティの発行例については、別途公開する「ペナルティガイドライン」をご覧ください。
 
大会
●観戦マナー
 対戦が終了していないプレイヤーと会話や何らかのコミュニケーション(会話など の情報の交換)を行うことは固く禁止します。観戦は偵察行為に該当する可能性があるため、主催者の判断で禁止としても構いません。

●途中棄権
 プレイヤーは大会中に棄権を申請することができます。棄権の申請はスコアカードの提出時に行って下さい。もし次の試合のマッチング処理中ないしは処理後に棄権の申請が行われた場合、主催者は次戦を不戦敗扱いとしても構いません。

 途中棄権の扱いについては、下記のとおりです。
  • 既に行われている試合の結果は記録されます
  • 以降のマッチングから除外されます。
  • 主催者は棄権したプレイヤーを順位決定並びに賞品・景品の提供の対象から除外することができます。(参加賞は提供するが他の景品は提供しない等)

●遅刻
 プレイヤーの遅刻について、ジャッジは下記の判断を行って下さい。
  • 試合開始後5分以内に着席しない場合、その試合を敗北したものとします。
  • 試合終了時までに受付に遅刻の届け出を行わなかった場合、その時点でトーナメントを途中棄権したものと見なします。